Story

見つけた!団地のここがいいね!構造について

頑丈構造とメンテで長持ち!安心の団地ライフ

築50年以上経った団地でも、今もなお安心して住み続けられる大きな理由の一つに、強固な鉄筋コンクリート構造(以下、RC造)があげられます。今回はそのRC造の魅力を紐解いていきましょう。

鉄筋コンクリートの長所を生かす

高度経済成長期に建てられた団地の多くは、当時としては最先端技術であったRC造が採用されました。これは住む人の安全と安心を第一に考えた証といえます。

RC造とは、建物の主要な構造部分に鉄筋とコンクリートを用いた建築工法のことです。現在のマンションもこのRC造で作られることが多いです。

鉄筋は引っ張る力に、コンクリートは押しつぶす力(圧縮力)に優れています。この2つの素材のよさを組み合わせることで、それぞれの長所を生かし、地震や台風などの自然災害に強く、耐久性に優れた建物を作ることができます。

RC造の団地が長く愛される理由は、その高い耐久性だけではありません。

・抜群の耐震性:地震の多い日本において、RC造は木造や鉄骨造と比べて揺れに強く、倒壊しにくい構造です。これは住む人の安全を守る上でも重要なポイントといえます。

・優れた耐火性:コンクリートは燃えにくい性質のため、火災が発生しても延焼を防ぐことができます。

・高い気密性・防音性:RC造は隙間ができにくいため、外の音や冷気・暖気が伝わりにくく、静かで快適な室内環境を保てます。

適切なメンテナンスが寿命を高める

さらに、高いメンテナンス性も長く住み続けられる理由の一つです。一般的に、RC造の建物の法定耐用年数は47年とされていますが、これはあくまで会計上の目安に過ぎません。実際は適切なメンテナンスを施すことで、長く住み続けることが可能です。

新栄団地では、2018年末に外壁補修や塗装、防水などの大規模修繕を実施しました。これにより、団地の美観が維持されるだけでなく、雨水などから建物を守る重要な役割も果たしています。さらに、2015年末には、窓をシングルガラスからペアガラスに交換し、気密性や断熱性が向上しました。

ただし、気密性が高まると結露が発生しやすくなるため、定期的に空気を入れ替える換気が大事です。新栄団地では、南北の窓を同時に開けることで、自然な空気の流れを作り出し、結露の防止と快適な室内環境を維持することができます。

RC造の強固な構造と、長年に渡る丁寧なメンテナンス。これこそが、築50年以上経ても、安心して快適に住み続けられる理由です。RC造の団地は日々の暮らしと将来に渡る安心を支える確かな品質を備えているといえるでしょう。

【ケーススタディハウスの物件概要】

間取り:51.42㎡ 1LDK

建築:1974 年

建築構造:鉄筋コンクリート5 階建2 階部分

総戸数:1586戸(20戸/棟)

最寄駅:埼玉高速鉄道 戸塚安行駅 徒歩20 分

東武伊勢崎線 新田駅:バス13 分

住所:埼玉県草加市新栄4丁目1000 新栄団地1-1-202号

備考:ペット飼育不可

大規模修繕済(2018年末完了)

雑排水管取替済・二重サッシ交換済(2015年末完了)

今ならオープンハウスの見学可能
詳しくはコチラをご覧ください


(アクセス情報)
埼玉高速鉄道 戸塚安行駅 徒歩20分
東武伊勢崎線 新田駅 バス13分
旭バス 新田駅東口より乗車『新栄団地』下車
※ 駐車場はありません
物件︎埼玉県草加市新栄4丁目1000新栄団地1-1-202号

ページの先頭へ