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時を重ねるほどに味わいを深める住まいとは?

時を重ねるほどに味わいを深める住まい。陽に新た不動産が目指すのは、単なる劣化ではなく、家族の歴史と共に育まれる住まいです。今回は、その想いを形にしたケーススタディハウスの内装に焦点を当ててご紹介しましょう。

時を重ねるごとに深まる、無垢材の風合いと心地よさ

ケーススタディハウスでは素材選びも慎重に行いました。特にこだわったのが床材です。今回は無垢材のフローリングを採用しています。 無垢材の魅力は、年月とともに深みを増す木目の表情と、格別な心地よさにあります。足元から伝わる自然素材の温もりと優しさは、何にも代えがたいものです。夏はさらりと涼しく、冬はほんのりとした温かさが感じられ、一年を通して素足で快適に過ごせます。また、呼吸する素材ならではの調湿効果も魅力。室内の湿度が高いときは水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出することで、室内は常に快適な状態に保たれます。

空間に奥行きを与える、遊び心とセンスが光る色使い

新栄団地のケーススタディハウスで、もう一つ、注目してほしいのが壁の色です。近年、アクセントカラーを壁に取り入れる住まいが増えていますが、このケーススタディハウスもセンスと遊び心あふれる色使いによって、築50年以上とは思えないモダンな空間へと生まれ変わりました。

多くの時間を過ごすリビングダイニングの壁は、影の濃淡が強すぎず、自然光が美しく反射するライトグレーをチョイス。構造体の質感をあえて残した梁には、ライトグレーよりワントーン濃いグレーを塗装することで、空間に落ち着きをもたらしました。

一方、寝室にはアクセントカラーとして明るいグリーンを取り入れています。夜、照明を灯すと、昼間とは異なるドラマチックな表情に魅せられます。この印象的なグリーンは、廊下の一部の壁にも採用しました。玄関ドアを開けた瞬間、明るいグリーンが目に飛び込んでくるため、帰宅後も自然と明るい気持ちになります。また、訪れるゲストも心地よく迎えられるでしょう。

リビングダイニングとキッチンの間には、木材チップの質感が残る木質ボードを間仕切り壁に使用しました。表面はブルーグレーの塗装を施し、モダンな印象を際立たせています。

ケーススタディハウスは、バランスよく色を組み合わせたことで、空間に奥行きとメリハリが生まれました。

傷や汚れも家族の物語を紡ぐ大切な要素

どんなに丁寧に暮らしていても、壁や床には傷や凹み、汚れが付いてしまうものです。でも、陽に新た不動産では、それらを単なる欠点とは捉えていません。むしろ、それらは家族の歴史を刻む、かけがえのない記憶だと考えています。

壁が汚れてしまったら、同じ色で塗り直すのはもちろん、思い切って違う色で塗り替えたり、珪藻土などの自然素材で質感豊かな壁に刷新したりするのもいいでしょう。床に凹みや傷が付いてしまった場合は、霧吹きで水を吹きかけ、濡れた雑巾を置いてアイロンを軽く当ててみると目立ちにくくなります。

年月を重ねるごとに、床や壁も少しずつ手を加え、共に育てていく。これこそが、陽に新た不動産が大切にしたい「経年変化を楽しむ住まい」の在り方です。

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【ケーススタディハウスの物件概要】

間取り:51.42㎡ 1LDK
建築:1974年
建築構造:鉄筋コンクリート5 階建2 階部分
総戸数:1586戸(20戸/棟)
最寄駅:埼玉高速鉄道 戸塚安行駅 徒歩20分
東武伊勢崎線 新田駅:バス13分
住所:埼玉県草加市新栄4丁目1000 新栄団地1-1-202号
備考:ペット飼育不可
大規模修繕済(2018年末完了)
雑排水管取替済・二重サッシ交換済(2015年末完了)

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