Story

Vol.１

近年、団地は子育て世帯や限られた予算でマイホームを探す方たちにとって、価値ある選択肢として再注目されています。そこで、団地再生に取り組む陽に新た不動産が、団地にまつわる素朴な疑問に答えていきます。

※新栄団地を例に回答しています。団地によってそれぞれ状況は異なりますのでご注意ください。

Q．団地は上の階ほど安いって本当？

多くの団地、とりわけエレベーターが設置されていない団地では、一般的に上の階にいくほど価格が下がる傾向にあります。これは、日本の建築基準法により、高さが31メートル（おおよそ７階～10階建て）未満の建物は、エレベーターの設置が義務付けられていないためです。

たとえば、5階建ての新栄団地もエレベーターがありません。そのため、階段の上り下りがラクな１階や2階は、高齢者や子育て世帯に人気があり、物件価格は高めです。一方、4階や5階といった上階は、日々の階段利用の負担が増す分、価格が抑えられる傾向にあります。ただ、上階は日当たりや見晴らしがよいので、体力に自信のある方や階段の上り下りで健康になりたい方にはおすすめです。

Q．団地を買うメリットとは？

団地購入の最大のメリットは、手ごろな予算で管理体制が整った質の高い住まいが手に入ることです。

住宅価格が高騰する現在、たとえば、1500万～2000万円くらいの予算でマンションを探すと、多くの場合、築60年、70年といった極端に古い物件や、修繕積立金が十分に確保されていないために老朽化が懸念される物件になる可能性があります。

でも、新栄団地のように築50年以上経過していても、修繕積立費が計画的に積み立てられ、管理体制がしっかり整っている団地は、全く状況が異なります。将来的な大規模修繕の計画が明確に立てられているため、長期にわたって快適に住み続けられるポテンシャルを維持しています。このように管理体制がしっかり整った団地を選べば、1500万～2000万の予算でも安心して暮らせる、理想の住まいを手に入れることができます。　

Q．団地は子育てがしやすい？

団地は、子育て世帯にとって、経済的なメリットと良好な住環境を兼ね備えた魅力的な選択肢です。

新栄団地を例にあげると、リノベーション費用を含めても、物件価格は周囲のマンションと比較して格段にお手ごろです。抑えることができた住居費は、子どもの教育費や習い事、あるいは将来のための貯蓄など、家計に大きな余裕を生み出します。

また、新栄団地のようなゆとりのある敷地には緑が多く、子どもたちがのびのびと成長できる環境が整っています。団地内には安心して遊べる広場もあり、自宅のすぐ近くで子どもたちを遊ばせることができます。

さらに、利便性の高さも大きな魅力です。新栄団地内には幼稚園があり、すぐ近くには小学校のほか、スーパーや郵便局、病院など、生活に欠かせない施設が揃っています。子育て世帯にとって、こうした施設の充実度は、忙しい毎日をサポートしてくれるはずです。

次回は、「団地の評価を見極めるポイントとは？」「リノベーションするメリットとは？」「修繕積立費って必要？いくらかかるの？」といった質問に答えていきます。そのほか、具体的にご質問がありましたら、陽に新た不動産までお気軽にお問い合わせください。

【ケーススタディハウスの物件概要】

間取り：51.42㎡ 1LDK

建築：1974 年

建築構造：鉄筋コンクリート5 階建2 階部分

総戸数：1586戸（20戸／棟）

最寄駅：埼玉高速鉄道 戸塚安行駅 徒歩20 分

東武伊勢崎線 新田駅：バス13 分

住所：埼玉県草加市新栄4丁目1000 新栄団地1-1-202号

備考：ペット飼育不可

大規模修繕済（2018年末完了）

雑排水管取替済・二重サッシ交換済（2015年末完了）

今ならオープンハウスの見学可能
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(アクセス情報)
埼玉高速鉄道　戸塚安行駅 徒歩20分
東武伊勢崎線 新田駅 バス13分
旭バス 新田駅東口より乗車『新栄団地』下車
※ 駐車場はありません
物件︎埼玉県草加市新栄4丁目1000新栄団地1-1-202号