陽に新た不動産による団地再生プロジェクト第1弾は、埼玉県草加市内にある新栄団地の一室です。
ここでは、フルリノベーションして生まれ変わったケーススタディハウスをご紹介していきます。
築51年⁉ いやいやきれいすぎるでしょう!

そもそも新栄団地とはどんな団地なのでしょうか?
今から51年前、1974年に1586世帯の大型分譲団地として、埼玉県草加市内に建てられました。
築51年って、どれだけ古いんだ?と思いますよね。
いやいや、それが驚くほどきれいな団地なのです。
そもそも団地は構造自体が丈夫です。それに加えて、保守メンテナンスもしやすいことから手を加えれば加えるほど、資産価値が高まるともいわれています。
新栄団地も長期修繕計画によって、2015年には窓が二重サッシに交換され、2018年には外壁補修や塗装などの大規模修繕も実施されました。
その結果、築51年とは思えない状態のよさを保っています。

階段のある暮らしで運動不足も解消⁉
しかし、今回のケーススタディハウスとなった一室は、団地にありがちな細分化した間取りや扉のない脱衣室、年季の入ったキッチンや浴室など、今のライフスタイルにフィットするとはいい難く、このまま暮らすのは厳しい状態でした。


上はリノベーション前の写真です。比較的、きれいな状態でしたが、間取りが細かく区切られて使いにくさも。下の写真は、既存の壁や設備などを解体し、スケルトン状態にしたものです。
それでも、室内にいると南面には並ぶ大きな窓や北側の窓から抜けていく風が心地よく、窓から見える木々の緑を愛でることでき、都心の物件ではなかなか得られない、心のゆとりが生まれそう。

上はリノベーション前の写真です。南面には大きな窓が並び、植栽の緑が目に飛び込んできます。
下の写真は、キッチンと和室2間を解体し、スケルトン状態にしたものです。
また、新栄団地のようにエレベーターのない団地では、低層階ほど人気があります。
今回のケーススタディハウスも、とりわけ人気の高い2階にあり、小さいお子さまのいるご家庭や、週末にまとめ買いをするご家庭、年配のご家庭などにはおすすめです。

もちろん、エレベーターがあればとても便利ですが、少し発想を変えて、たとえば、日ごろの運動不足解消や健康のためのエクササイズの一つとして、階段のある生活を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

日常の中で、非日常感が味わえるのが団地の魅力です
この機会に、ぜひ団地リノベーションを住まいづくりの選択肢のひとつに加えてみてください。

「団地の未来をリノベーションする 陽に新た不動産」は、団地の価値や魅力、>ポテンシャルを高めるリノベーションを行うことで、多くの人の暮らしや地域の未来を明るくしていきます。
次回はケーススタディハウスのフルリノベーションについてご紹介します。お楽しみに!
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【ケーススタディハウスの物件概要】
建築:1974年
建築構造:鉄筋コンクリート5 階建2 階部分
総戸数:1586戸(20戸/棟)
最寄駅:埼玉高速鉄道 戸塚安行駅 徒歩20分
東武伊勢崎線 新田駅:バス13分
住所:埼玉県草加市新栄4丁目1000 新栄団地1-1-202号
備考:ペット飼育不可
大規模修繕済(2018年末完了)
雑排水管取替済・二重サッシ交換済(2015年末完了)